岡田美術館 2018/08/17
先日、箱根にある岡田美術館に行って参りました。
入口を入ってすぐ、風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」に圧倒されました。
しばらく眺めたいと思ったので、壁画が見える正面の位置にある足湯に入り、普通の足湯と足つぼを刺激するマットが敷いている足湯の両方を楽しみながら、さらに言うと、上品な味で美味しいお汁粉もいただきまして、その世界観をたっぷりと堪能させていただきました。
美術館で足湯につかりながらくつろげるなんて、他にはなかなかない発想ですよね。
足湯でだいぶ癒されたところで、今度は美術館に入りました。
親切なスタッフの方々に暖かく迎え入れられて、ゆったりとした美術館で、ゆっくりと美術品を拝見させていただきました。
(最近、都心部では色々なお店で、スタッフ教育が行き届いていないな~と感じることが多いですが、こちらのスタッフの皆さんはホスピタリティの精神にあふれていて、本当に感動しました!)
岡田美術館では、常設の展示物の他、様々な展示会を企画されていて、今回は「昭和の若冲」と称される田中一村の生誕110 周年を記念した特別展でした。
田中一村は亜熱帯の植物や鳥などを題材にして、生命力あふれる新しい日本画の世界を切り拓いた画家だそうです。
「白花と赤翡翠」、「熱帯魚三種」をはじめ、東京美術学校の同級生であった東山魁夷の作品も展示されていて、
色彩による絵の味わいの違いに感動しながら、日本・東洋の陶磁器や絵画に加え、最後には仏像まで、一つ一つゆっくりと説明を読み(こども向けにも簡単な解説があり)、家族で有意義な時間を過ごし、美術に対する好奇心を満たすことができました。
昼食は美術館の敷地内に併設されているお食事処・開化亭で美味しくいただきました。
お昼の時間を大分過ぎていたこともあり、数量限定メニューには間に合わなかったため、こどもたちに「また来ようね」と言われました。
なかなか聞かない嬉しいコメントで、連れて来てよかった~と思いました。
最後に、ミュージアムショップで図録やクリアファイルを購入して、有意義で楽しい一日を過ごしました。
箱根は温泉だけではなく、岡田美術館のような素晴らしい美術館もありますので、次の特別展に、また足を運びたいと思います!
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